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米国リウマチ学会2013

2013.10.31.16:45

Happy Halloween!

さて、米国リウマチ学会が10月25日から30日までサンディエゴで開かれました。たくさんの話題の中から、いくつかをピックアップするのは心苦しいのですが、、、全部紹介するわけにもいきません。興味がある人は「ACR 2013」と検索するとホームページにたどり着きます。

まず目についたのは、アメリカでメトトレキセート(MTX)の皮下注製材(米Antares Pharma社、米国での商品名OTREXUP)の第2相臨床試験の結果が、米国University of ColoradoのMichael H. Schiff氏らによって発表されたことです。

MTXは、経口投与の場合、消化管からの吸収が飽和状態になり、投与量に限界があるそうです。

Schiff氏らは、12週間にわたって3群(皮下注MTXの腹部接種、皮下注MTXの大腿接種、および経口MTX)を比較する非盲検クロスオーバー試験を実施しました。注射をすると直線的に15mgまでは血中濃度が上がるそうで、経口投与に比べて高い生物学的利用率を達成できることが分かったそうです。

気になる有害事象は、重篤なものは2例(心筋梗塞による死亡と不整脈)、治療に起因する副作用は3例(疲労感、吐き気、関節リウマチの治療中断)認められ、接種局所の副反応(グレード1の紅斑)が2例報告されたが、全体として皮下注製剤の安全性と忍容性が確かめられました。

適応は経口よりも厳しい条件になっていますが、アメリカではFDAに承認され、2014年から発売される見込みだそうです。


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エンブレルペン

2013.10.29.06:21

「エンブレル®皮下注50mgペン1.0mL」が「2013年度Good Design Award」を受賞しました。皮下注射って皮膚に刺すときもですが、液を入れるにも勇気がいるので、ペン型のが出来ないのかなぁとずっと思っていました。

使い方は、注射部位の皮膚を軽く持ち上げ、ペンを垂直にあてて、ボタンを押し10秒待つのだそうです。そして、そのまま垂直に注射器を身体から話します。インスリン注射のようなイメージです。

気になる薬価は1キット30384円です。「エンブレル®皮下注50mgシリンジ1.0mL」は30206円なので、それほど変わりません。いずれにしても高額ですが、、、

4年ほど前、息子君に応援されながら、皮下注していたことが懐かしくさえ思えます。病気がおさまっていることに感謝です。

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リンパ節また?

2013.10.16.06:01

2週間ほど前から、左腋のリンパ節がなんとなく小さくなっているなぁと気づいていました。今日、ブログを更新するにあたって確認してみると、大豆大くらい、萎んだって感じです。よく触ってみると右首の前のリンパ節もまだ触れることができるんです。

調べてみると1cm以下のものはほとんど心配しなくてよいとか、、、どちらもつるっとしていて、よく動きます。

足爪は両母趾と両示趾の先の白い部分の端っこのほうが黒いです。歩くと悪くなるようで、やっぱ出血かな?と自己解釈しています。

お蔭様で、その他の症状はありません。どちらも、病院にはまだ行かなくて大丈夫と高をくくっています。

台風の雨風はやっぱりすごいです。大きな被害が出ませんように。そして、病気が早くよくなりますように。

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子育てと仕事 その2

2013.10.12.06:32

前回は人生設計を考えていくというお話でした。今回は子育てをしながら仕事をするにあたっての気持ちの問題です。

働きに行くときに、子供に泣かれたり、つらそうな子供を病児保育に預けたり、授業参観に行けなかったりすると、後ろ髪をひかれるような罪悪感が生まれます。

これは、、、限られた子供との時間を大切すると誓って、何とか割り切るしかありません。仕事から帰ってきてバタバタするようなら、休日にのんびり、一緒にお料理したり、園芸をしたり、近くの公園へお弁当を持ってピクニックやサイクリングに行ったり、、、遠出しなくても、構わないと思います。日常の中の特別があると、子供は喜びます。地域のボランティアや活動に参加するのもいいですね。

逆に、子供が病気や怪我など、仕事を休むときに罪悪感が生まれることもあります。これも割り切るしかありません。気にしません。会社との契約にのっとって、その範囲での休暇は、当然の権利として受け止めます。パートならその分、お給料が減るわけですから、周囲の批判も少ないのかなぁと思います。



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子育てと仕事

2013.10.12.06:12

第二児を希望しつつも、軌道にのった仕事のことを考える今日この頃。息子君が生まれてからでも、子育てと仕事をどうして両立させていくかということを考えていませんでした。というか、可愛すぎて、子育てする!と仕事はいったん止めてしまったほどでした。

これから、出産する仕事もしたい女性へ。

子供が生まれて、幼稚園へ行きだすと、思った以上時間が出来ます。それまでの3年間ほどは、24時間毎日お世話していたのですから、肩透かしをくらうくらい時間があります。幼稚園によっては、預かり保育があったりします。私の場合は、当日でも電話1本で預かってもらえました。

働くことを考えているなら、保育所、市町村のサポートを考慮にいれます。小学校だと、学童保育、また市町村のサポートを利用しながら、仕事をする時間を作ることができます。

子供が病気になったときは、病児保育があれば理想的です。

後はどう仕事をしていきたいかよく考えます。子供が赤ちゃんで、仕事に行けなくても、知識は保つように心がけます。職場の理解がある場合は、子供が小さいとき、フルタイムでなくてもいいかもしれません。かえってパートのほうが気が楽というときもあるでしょう。家族に手伝ってもらえる環境は、なおありがたいです。

そして、子供を何人育てるか、、、私にはもう遅いですが、歳が近い方が、仕事を抜ける時間は短くて済むのかもしれません。

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プロフィール

あきママ

Author:あきママ
2006年年12月:男の子を出産。(この時すでに高齢出産のお墨付き)
2009年9月:「関節リウマチ」と診断。病気と闘いながら第2児を授かることが出来るか。
2010年3月:「成人発症型スティル病」と診断。
病気に関することを、楽しく気ままな子育ての記録とともに、書き留めておけたらと思います。
よろしくお願いします。たくさんのコメント頂けると嬉しいです。

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