怒り方
2010.09.09.05:15

ここコロラド州デンバーにあるアサーティブ・トレーニング・センターの所長であるパット・パルマーさんの「自分を好きになる本」から。
第3章〈きもち〉を話そう
相手のことを傷つけたり、怒らせたりせずに、思ったこと、感じたことを話してみよう。
自分の〈きもち〉を話すということは、誰かを傷つけたり、責めたりすることとは違うんだよ。
大切なの、「わたしは/ぼくはこう思う」「わたしは/ぼくはこう感じる」「わたしは/ぼくはこうしたい」と、はっきり言うことなんだ。
もうひとつ、大切なことがあるんだ。自分の〈きもち〉をうまく話すためには、相手に対して「あなたは・・・」で始めちゃいけない。
「あなたはグズだ」とか、「おまえはバカだ」とか、「おまえはダメなやつだ」なんて言っちゃダメ。「あなたのせいよ」とか、「おまえだって・・・」なんて言うのもダメだよ。
アタマにきたときは、自分がどう感じたか、なぜそう感じたかを話そう。相手を責めちゃいけないよ。責められれば、だれだって腹がたつし、相手がキライになる。あなただって、もしだれかに「あなたのせいよ」なんて言われたら、いやな〈きもち〉になるでしょ?
-パット・パルマー著、eqPress訳、広瀬弦画、自分を好きになる本、P21-24、径書房
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要点が簡潔に述べられていて、気に入ったフレーズを何回も読み返しています。次回はうまく「わたしは・・・」で始められますように
theme : 感情の指導(こころのコーチ)
genre : 育児