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ステロイドは妊娠にとって安全?

2010.03.01.23:36

プレドニゾン®は、エンブレル®と同じく妊娠カテゴリーBに入り、添付文書によると治療上の有益性が危険を上回ると判断される場合にのみ投与することとなっています。

Arthritis Research &Therapyによると、

ヒトで妊娠初期のヒドロコルチゾンやプレドニゾンの内服で口唇裂の発現率が少し増えたとの報告があります(1-4)。一方で統計学的には増えていないとの報告もあります(5、6)。

妊娠中の胎児の発育についても議論の余地があるところで、ステロイドを内服している母親からは低体重児の発生率が高いという報告(7、8)とそうでないという報告(9)があります。

授乳
6人の授乳婦において、ハイドロコルチゾン1日10-80mg傾向投与すると、母乳中に母親の血液中の5-25%のハイドロコルチゾンが検出されたそうです。(10)

結論
・妊娠中はプレドニゾン、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン。
・ステロイドはヒトにおいて先天性奇形のリスクは増加させないようだ(evidence level II)。
・中等度のステロイドなら授乳も可能(evidence level II)。40mg以上内服したときは4時間以上あけるように(evidence level IV)。

参考文献
(1) Rodriguez-Pinilla E, Martinez-Frias ML: Corticosteroids during pregnancy and oral clefts: a case-control study. Teratology 1998; 58:2-5.
(2) Carmichael SL, Shaw GM: Maternal corticosteroid use andrisk of selected congenital anomalies. Teratology 1999; 86:242-244.
(3) Pradat P, Robert-Gnansia E, Di Tanna GL, Rosano A, Lisi A, Mastroiacovo P, Contributors to the MADRE database: First trimester exposure to corticosteroids and oral clefts. Birth Defects Res A Clin Mol Teratol 2003; 67:968-970.
(4) Fraser FC, Sajoo A: Teratogenic potential of corticosteroids in humans. Teratology 1995; 51:45-46.
(5) Czeizel AE, Rockenbauer M: Population-based case-controlstudy of teratogenic potential of corticosteroids. Teratology 1997; 56:335-340.
(6) Källén B: Maternal drug use and infant cleft lip/palatewith special reference to corticoids. Cleft Pal Craniofacial J 2003; 40:624-628.
(7) Reinisch JM, Simon NG: Prenatal exposure to prednisone inhumans and animals retards intrauterine growth. Science 1978; 202:436-438.
(8) Scott JR: Fetal growth retardation associated withmaternal administration of immunosuppressives. Am J Obstet Gynecol 1977; 128:668-676.
(9) Czeizel AE, Toth M: Birth weight, gestational age and medications during pregnancy. Int J Gynaecol Obstet 1998; 60:245-249.
(10) Öst L, Wettrell G, Bjorkhem I, Rane A: Prednisolone excretion in L, human milk. J Pediatrics 1985; 106:1008-1011.
Monika Østensen, Anti-inflammatory and immunosuppressive drugs and reproduction, Arthiritis Research &Therapy 2006, 8:209(2010年3月1日にアクセス)

ステロイドは歴史が長い分(1930年代に発見、エンブレルは1980年代)、ヒトでのエビデンスも多いので、妊娠中、授乳中でもプレドニンを内服してもよかろうとの結論になっています。

ちょっぴり安心しました。今日、ツベルクリン反応の結果を見てもらい、L先生と今後の治療(ヒドロキシクロロキン、メトトレキセート、エンブレルのどれにするか?)について相談してきます。
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genre : ヘルス・ダイエット

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プロフィール

あきママ

Author:あきママ
2006年年12月:男の子を出産。(この時すでに高齢出産のお墨付き)
2009年9月:「関節リウマチ」と診断。病気と闘いながら第2児を授かることが出来るか。
2010年3月:「成人発症型スティル病」と診断。
病気に関することを、楽しく気ままな子育ての記録とともに、書き留めておけたらと思います。
よろしくお願いします。たくさんのコメント頂けると嬉しいです。

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