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ごっこ遊び

2010.03.21.22:16

子供は遊びの中から学んでいます。3歳から4歳ころに盛んになるごっこ遊びもその一つです。何故なら、

・体力、柔軟性、持続性を養う
・手先の細かい運動の発達を促進する
・言語表現や思考力が発達する
・想像力が増す
・自信、自尊心、自制心を形成する
・空間能力や原因と結果を理解する
・問題解決能力が発達する
・社会性が身につく

からです。
普段何気なく一緒にしているごっこ遊びで、こんなことを子供は学んでいるのですね。どんなものを用意してあげるといいかというと、

・着飾れる服(帽子、ちょうネクタイ、手袋、アクセサリー、手袋、ブーツ、ジャケットなど)
・指人形、人形、ぬいぐるみ
・ごっこ遊びが出来るようなおもちゃ-動物と模型の農場、先生と生徒と教室、ガソリンスタンドとその道具、人形の家
・家事に関するおもちゃ-子供用の冷蔵庫、電子レンジ、流し台、洗濯機、アイロン台、芝刈り機、掃除機
・パズル
・マッチングゲーム、ボードゲーム
・砂、水遊び用のおもちゃ
・お絵かき、クラフト用具(紙、クレヨン、チョーク、マーカー、絵の具、粘土、はさみ、のり)
・組み立てたり、分類したり、数えたりするおもちゃ
・滑り台、ぶらんこ、ジャングルジム、乗り物おもちゃ、浅瀬のプールなど身体を使うおもちゃ
・ボールなどのスポーツ用品
・ビデオ、カセット、楽器
・絵本、アルファベットの本、物語の本
・図書館で子供が選んだ本

全て揃える必要はなく、子供の興味があるものを選んであげるといいでしょう。興味の対象は変わるので、後から好きになることもあるので、いいタイミングでおもちゃを選んであげたいものです。
ごっこ遊びに付き合ってあげるときに注意したいのは、

1. テレビを見る時間を制限しましょう:1日1時間以内に。
2. 適切な雰囲気を作ってあげましょう:リラックスした雰囲気、プライバシーが守れる場所を作ってあげましょう。(誰かに見られている、笑われていると思わずにごっご遊びが出来ると、子供たちはもっと自分自身を表現することが出来ます。)
3. 子供たちの思うとおりに遊びましょう:子供に指図しないで、提案してみましょう。例えば、「本当のバービーはスニーカーなんてはかないよ。」などという批判は、子供の自信と自尊心を傷つけます。代わりに、「そのお城に、旗で彩りを添えてみたら?」などと声をかけてあげましょう。
4. 評価(判断)しないでおきましょう:「お城作ったの?」ではなく、「何作っっているのか教えてくれない?」と聞いてみましょう。
5. ソーシャルスキル(社会生活技能)を教えてあげましょう:友人関係を築く、分け合う、協力、妥協のために必要な技能を教えてあげましょう。
6. 安全には気を配りましょう。
7. 探検を奨励しましょう:家の外での景色、体験は、想像力をもっとかきたてます。後に、どんなものを見たか、聞いてみたり、絵を描かせてみたりしましょう。引用文全て-Lewis P. Lipsitt, Your child now, Pretend play, imaginary friends, appropriate toys, strangers, child

一緒に遊んでいると、突然、突拍子もないことを言ったりして、「あれっ」と思うことも多いですが、子供の想像力を邪魔しないように、気をつけてあげたいです
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theme : 子供と遊び
genre : 育児

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プロフィール

あきママ

Author:あきママ
2006年年12月:男の子を出産。(この時すでに高齢出産のお墨付き)
2009年9月:「関節リウマチ」と診断。病気と闘いながら第2児を授かることが出来るか。
2010年3月:「成人発症型スティル病」と診断。
病気に関することを、楽しく気ままな子育ての記録とともに、書き留めておけたらと思います。
よろしくお願いします。たくさんのコメント頂けると嬉しいです。

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