fc2ブログ

子供にとっての引越し

2010.05.12.07:25

1年3ヶ月前、日本からアメリカへ引越してきた時、息子君(当時2歳1ヶ月)まる2日間、飛行機に乗っているときから、どこへ行っても「おうちに帰りたい。」とずっと泣きそうな声で言い続けていました。また、買い物に行くと10分もしないうちにトイレに行きたがりました。気分転換に散歩に行こうと外へ連れ出しても、車の多さにびっくりして、ずっと私にしがみついていました。
ぴっかりさんの子育て相談室には

引っ越しというのは、子どもにとって、大人が考える以上に精神的にきついものです。見慣れない景色や住み慣れない家には、恐怖さえ抱いてしまう子もいま す。もともと人見知りが強かったとのことですから、繊細なお子さんなのでしょうね。そんな子どもにとって、新しい場所での新しいお友達というのは、「こわ い」という気持ちが先立っても不思議ではありません。(省略)

それでは、なるべく泣かせないように、公園に行かない方がいいのでしょうか? 着替えやオムツも本人の気が済むようにさせればよいのでしょうか? そうで はないと思います。その理由はふたつあります。

第1の理由は、腫れ物にさわるようにしていれば、一見不安がなくなったように見えるかもしれませんが、かえって不安を深く抱え込んでしまうことになるからです。泣いて不安を訴えてもらう機会を持った方が、「逆境」を乗り越える力がついてくるというもの。といっても程度問題ですが、できる範囲でよいですか ら、泣きながらでもチャレンジする機会をもつほうがよいでしょうね。泣いて不安を吐き出すことによってこそ、不安は解消していくのです。

第2の理由は、お子さんの心の中には、二つの気持ちがあるからです。ひとつは、「ボク不安だよ、ボクできないよ」という気持ち。もうひとつは、「ボク、 頑張りたい」という気持ちです。かわいそうだからと、子どもの好き勝手をやらせていると(つまり、逃げる方向ばかりで行くと)、いたずらやワガママがどん どんエスカレートすることがあります。これは、「どうせ、ボクは弱虫でダメな子だい!」というスネが強まるからです。公園にせよ、着替え・オムツにせよ、 泣きながらでもチャレンジさせるという方向が、実はお子さんの「お兄さんになりたい」という本心を受け止めることになるのです。引っ越しをしてから、子どもの様子がおかしい、-ぴっかりさんの子育て相談室(2010年5月10日にアクセス)

ロスに着いたばかりの頃は、何とか慣れてもらおうと息子君と散歩したり、公園へ行ったり、図書館へ出掛けたりしていたのは間違っていなかったようです。息子君、泣いて不安を表現していたのですね。

そんな中、一番不安だったのは私だったのかもしれません。息子君に泣かれて、「私も帰りたいよ。」と何度心の中でつぶやいていたことでしょう。新しい土地、新しい人間関係、言葉の問題、、、そんな私の不安を息子君は感じ取っていたのかもしれません。
スポンサーサイト



theme : 子供達とおでかけ♪
genre : 育児

comment

Secret

プロフィール

あきママ

Author:あきママ
2006年年12月:男の子を出産。(この時すでに高齢出産のお墨付き)
2009年9月:「関節リウマチ」と診断。病気と闘いながら第2児を授かることが出来るか。
2010年3月:「成人発症型スティル病」と診断。
病気に関することを、楽しく気ままな子育ての記録とともに、書き留めておけたらと思います。
よろしくお願いします。たくさんのコメント頂けると嬉しいです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード